スクアレンの効果
(1) ガンの制圧
ガンそのものやガンの周辺組織は酸欠状態で、その状況がさらにガンを肥大させる要因にもなっています。スクアレンには、酸素を補給して新陳代謝を促す働きがあるため、摂取することによりガンが抑制されたという研究結果が多く発表されています。
例えば、制ガン剤とスクアレンを併用摂取した場合、制ガン剤のみよりも延命効果が認められた、スクアレンの摂取により、マウスに移植したガンの肺への転移が著しく抑えられた、などの研究報告があがっています。
(2) 肝臓疾患に効果があり、神経痛にも効く
肝炎の患者がスクアレンを接種した際に効果があったとの発表があります。また、神経痛に対しても、ビタミンB1欠乏と判明している場合にB1と併用してスクアレンを摂取すればより効果があがることもわかっています。
(3) 胃潰瘍や十二指腸潰瘍にも効果がある
胃潰瘍や十二指腸潰瘍にスクアレンを摂取した場合に、効果があり、副作用が無かったという研究報告があがっています。
(4) 強精作用がある
スクアレンの効果の中で、糖尿病と並んで作用実証例が多くあがっています。精力に大きくかかわりのある脳下垂体にスクアレンが働きかけます。
(5) 糖尿病にも効果がある
糖尿病はインシュリン作用の不足によって起こります。インシュリンが不足すると、アセトン体が増え、コレステロールが増加し、糖尿病が悪化します。スクアレンはコレステロールの生成を抑え、肝臓への脂質の供給を減らしてインシュリンの働きを助け、血糖値を下げます。
(6) 体内の浄化作用をし、便秘にも効果あり
スクアレンには抗酸化作用があり、体内の浄化を助けます。スクアレンの体験報告にも便秘に効いたという例が多数あり、体内の老廃物を取り除くという相乗作用もあります。
(7) 細胞を蘇生させる働きがある
スクアレンは新しい細胞の組成能力を高めると当時に、傷口の細胞の復元を円滑にさせる能力を持っています。
(8) 殺菌作用がある
スクアレンは、白癬菌、カイセン虫などによって起こる水虫、田虫、インキン、カイセン、トリコモナス等の病気に対して殺菌力を有しています。赤痢、疫痢等の伝染病の病原菌に対する殺菌も可能です。
(9) 経皮効果
スクアレンは皮膚からの浸透がよく、皮膚を通しすみやかに血液中に吸収される経皮効果があります。
(10) 虫刺され、やけど、傷などによい
スクアレンの分子、ハイドロ基というものが、傷や、やけど、虫刺されなどによる痛みやかゆみに作用し、局所的に麻痺を起こさせ、しかもこわれた組織を復元させる力をもっています。
(11) アダプトゲン作用がある
アダプトゲンとは次の条件を備えた薬やハーブのことをいいます。
- 毒性(副作用)がないこと
- 作用が特定の臓器に限定されないこと
- 正常化作用をもっていること
スクアレンもアダプトゲンとして多くの総合的特性を有しており、毒性や副作用もなく幅広い効果を発揮します。
上記に述べた効果以外にも、高血圧や低血圧、貧血や肺結核、ストレス、過労など多くの現代病、成人病にも効果があると考えられています。